知らなかったイタリア。

イタリア広場

イタリア広場

アントニオ・タブッキの初めての小説だそうだ。
読んでまず感じるのは、G. ガルシア=マルケスの物語り方と似ているなということ。人物の語られ方、関係の仕方が似ていると、私は思った。

ただ、この作品を真に味わうためにはイタリアの近代史を知らねばならない。ファンタジーの中で、きっちりと時代が描かれている。私は、もっと勉強しなければ。