避暑も超特急。

暑さはいまだ去らず。

本日は久々に飛行機に乗った。時間もなかなかのいい頃合で、夕日が沈んでいく時間帯を、ちょうど大地に対して斜めに横切っていった感じ。オレンジ色にはじけた空の具合は、飛行機の中から眺めるとマンガやアニメのように嘘みたいなステキな光景だったけど、地元の真っ赤に燃えるライブな夕焼けは滞在中一度も拝めなかった。ちくしょー。おいらの見たかった夕焼けはここ数年、記憶の中だけのものである。海のそばだからあんなに夕焼けが濃いのか。都会はビルにはさまれてるから薄いのか。排気ガスで空がにごってるから薄いのか。

羽田空港のコンテナ群、駐車場はほとんど青白い光に照らされておって、未来都市感覚を呼び起こす。ここにある未来は自分がかつて想像していたのとは、また少し違う未来である。でも、ひどく最悪な想像からはまだ遠い。どんでん返しは幸か不幸か意外とそこいらに転がっていて、2・3年先の展開は読めない。

目が乾く。