パリ人間模様。

フレンチなしあわせのみつけ方 [DVD]

フレンチなしあわせのみつけ方 [DVD]

シャルロット・ゲンスブールは10代のころとほとんど顔が変わっていないのではないか、と驚く。相変わらずキュートだなぁ。
邦題はどうかと思うのだけど、邦題をつけようとする心意気に拍手する。あのような関係が「フレンチなしあわせ」とは到底思えないのだが、それでも好きだというガブリエルに今は共感する。面白いと思うのは、関係に変化を与えていくのは男たちなのだが、自立的に選択をしているのは女たちである。変化が訪れたのは男たちの受身に過ぎない。ガブリエルの夫は、最後までどちらも選べずにいる。あ、でもそれは選ばないことを選択した結果なのか。
結果はどうあれど、好きな作品だ。あまり重いものをうけつけない自分の気持ちにいま、はまる感覚がある。