夢うつつ。

ステファンがパリに越してきた日と、パリを発とうとする日が割りと良い天気で、彼の顔に日の光が当たっていたのが印象的だった。途中雨の日とか曇りとか、天気の悪い日があって画面全体が何となく暗かったのだけど(夢の場面も光が足りなかった感じ。スタジオのライトが暗めだった?)、初めと終わりは画面全体が明るくて、日の光が白く反射してるのがとても良かった。
感想としては、会話が下ネタに走りがちなのに閉口したり、ステファンの夢見っぷりの半端なさに少し怖くなったり(あれをもしや夢遊病と言う?)、やっぱりシャーロットはキレイで見とれちゃったりした。
途中で物語にふっと飽きちゃったりして、まーアレだったんだけど記憶に残る瞬間がちらっとあった。最後のステファンがダダをこねてステファニーを困らせる場面とか、そのときに見つけた箱舟に植えられた森とか。そういうぎゅっとなる瞬間のある映画だった。

70歳になったら結婚して。

この台詞もとても良かった。