運命は既に用意されているのか、それとも自分で作るものなのか。

ドット・ジ・アイ [DVD]

ドット・ジ・アイ [DVD]

「バッド・エドュケーション」を観て「ガエル・ガルシア最高!」と、また相も変わらず借りてきたもの。

うむぅ、彼の作品を何か見るたびに「わお!」とヒデキ感激して別の作品に手を伸ばし、あっという間に熱がトーンダウンする、ということをいつもいつも繰り返してきたような・・・。

あれあれあれあれ???作品もあれだったけど、スペイン語を喋ってる彼が好きなのかなぁ。それとも短髪がいけてなかったのか。

スペイン出身の主人公の名前はカルメン。これは日本人といえば「さゆり」ってくらいにメジャーな感じがするけど、どうなのか。そしてカルメンはその名の通りフラメンコまでご披露するけど、それってホントにどうなのか。国の名前はいろいろ出てくるけど、どれもリアリティがないし、フィクションであるのならそれで通せばいいのに、妙なところで変にリアルにしようとする。何だか新しくオープンした異国籍レストランで、原材料もよくわからないみょうちきりんなお勧めメニューを食べてしまった感じ。店をだしたばっかりの自信満々のシェフが「ほら!お食べよ!」ってあさっての方向を向いてさわやかに微笑んでいる。そんな図が私には浮かんだよ。
もちろんお客は置いてけぼりさ。