ここは記憶倉庫。

近頃はガエル祭りが繰り広げられている。

人間は結局は人の子。例え神の子と仮定しても、人間くさい感情を棄てることはできない。
神に近い存在として崇められる神父の苦悩は、そのまま現代の人間にも通じる。
そして、崇めたその人を神の子と信じていたい人たちの苦悩も。
歪んでいることは問題ではない。むしろ、歪んでいることこそが人間の真実だと思う。

この前の一本にがっかりしたのも束の間。こういった一本に出会ってしまうから、映画を観ることをやめられない。