音楽は旅をする。

NHKプレミアム10」を見た。タイトルは「世紀を刻んだ歌」。
サイモン&ガーファンクルは名前しか聞いたことがなかったが、「明日にかける橋」は耳にしたことがあった。なるほど。音楽は時代も国境も越えて旅をするのか。久々にぐっときた。途方にくれた。

明日に架ける橋

明日に架ける橋

私にとって忘れられない歌って何だろう。番組を見ながら思い出したのは「ウエスト・サイド・ストーリー」の「アメリカ」。プエルトリコ移民の女たちが歌い上げる力強さにしびれた。
そしてもうひとつは「王様のブランチ」でブランチリポーターの「愛コブッシー」が歌っていた「赤とんぼ」。何でなのか全然わからんのだが、泣きたくなるくらいの「赤とんぼ」だった。演歌のこぶしがきいてたからか。
そのときの自分の心理状況とか、雰囲気だけでは説明できない歌の力って確かにあるもんだ。