フランス人の大切な思い出。

クリクリのいた夏 [DVD]

クリクリのいた夏 [DVD]

「戦後」といっても第一次世界大戦後の話。何でこんな昔の話を現代になって作るのか、一体全体何が面白いのか、それがどうしても謎だった。
ノスタルジィに支えれた作品は好きじゃない。でも、いい作品だった。クリクリの子供時代を回想するつくりに、少し面倒くささを感じたけど、そう作らないと逆に今の時代とのつながりがつかないのかも。
時代背景うんぬんよりも、人のつながりが心地よい。
こういう映画がヒットするフランスの土壌に思いを馳せたこともあったけど、「Always 三丁目の夕日」もこんな感じなのかしら??見たことないや。そしたら、日本でだってヒットしてるじゃないか。ただ単純に昔を懐かしみたかっただけなのか。いや、「クリクリのいた夏」にそんな感想は持ちたくない。それだけじゃない、映画としての力強さがある。