華麗なるタイムトリップ。

スパニッシュアパートメントの5年後・・・らしい。グザヴィエは相変わらず。30になって惑うのは、どうやら万国共通のよう。
1よりもウェンディがやせてキレイになってた。前作はぽっちゃりしてて、どっちかというと少しめんどくさいくらいのキャラだったのに、こんなどんでん返しの設定は聞いていないぞ。でもありだな、現実としてありそう。
巴里の夕方と夜の間の、一瞬の風景。きれい。気が遠くなりそう。

人間関係はしっちゃかめっちゃかで、グザヴィエの混沌とした記憶回路からなる物語は回り道ばかりだけれど、パート2も目が離せなくて愛おしい。「猫が行方不明」の茶目っ気たっぷりのお兄ちゃんもお隣のおじさん役で出てたよ。