食わず嫌いはいかん。

ある子供 [DVD]

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何となく、良い噂だけを聞きながら自分の気持ちも沈みそうな気がして避けてきた一作。そんな心配はしかし、杞憂だった。
ブリュノが全然ワルじゃなくて、純粋な気持ちで全てのコトを運んでいることが切ない。でもそんな感情に押されるより前に展開が気になって画面にくいつく。最後の涙が救われると思った。この感覚は他人ごとじゃない。ドライな感触に慣れきっている分、リアルがないのは同じだ。子どもと大人の違いは、リアルの感情を知ることなのか。
最近、ほんとに映画館に行かなくなった。昨日も映画デーだから何か観にいこうかと思ったけど、面倒くさくて断念した。おうちでのんびりが今の気分。