冬将軍と行き違い。

どうやら長野は28日が雪てんこ盛りだったようで・・・。28、29と仕事の身としては27日のうちに帰ってこれて良かった。本来ならば9連休で長野→実家の予定も崩れてしまった。でもこの寒空のようなご時世、お仕事があるだけでもありがたや。

という訳で長野に行ってきたので、写真をアップ。

善光寺に続く大通りにあった郵便局。屋根に積もっていた雪がとけてきています。


善光寺前の宿坊の数々。自分は実はよく知らないのだけれど、もっと質素だと思っていたのに意外と立派な建物でした。積もっている雪が、さらに趣を深めているようにも思えます。




仲見世通りにあったレトロなポスター。


待ってました善光寺


内陣も菩薩様も素晴らしかったのだけれど、自分の中で一番印象的だったのはお戒壇めぐり。人生で経験したことのないような暗闇の中を、右手に壁を伝いながら進んでいく。非常にシンプルな行為だけれども、「見えない」ことの恐怖感はすさまじいものがありました。距離にしたら20メートルないのかな。「極楽の錠前」には確実に触れたと思うのだけれど、それよりも触れた瞬間に「『伝う壁』がない!」とパニックに陥った自分が情けなくもあり。出口にほのかに光が差す瞬間は、極楽にも思えました…。本当に360度何も見えない暗闇は、必然的に内省を伴います。短い時間だったけれど、興味深い体験をしました。これほどの闇を、私が今後また体感することはあるのでしょうか。


日本忠霊殿。中にも入らず帰ってきてしまったことが悔やまれる…。遠目で見ただけですが、とても綺麗でした。


仲見世通り。前情報はよくなかったものの、当日はすかっと晴れてよい天気でした。


長野といえば・・・。いまや駐車場になってしまっているのは、昨今の土地事情でしょうか。