幸福について。
- 出版社/メーカー: CCRE
- 発売日: 2008/09/26
- メディア: DVD
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「朝が来たら、私は喜んで窓を開け、夜になったら、私は喜んで窓を閉めます。」
この作品のキーはすでにオデットは物語が始まった瞬間に、自分の見つけた幸福の中にいたことだと思う。自殺しようと思ったことがあってもそれを自分で対処して、ごく平凡な自分の人生にも喜びや悲しみがあることを知り、取り柄があって、自分がオデットであることを肯定できていた。
すでに彼女は知っていた。それが重要だった。
彼女の一喜一憂に気持ちが快く動かされる。とても幸せになれる映画でした。
今日観た2本はどちらも、もう若いとは言えない女性の物語。どうして日本では中年の女性が主役の映画が出ないのか、たびたび思うことがある。女性においては若さに価値を置く文化を、そろそろ一考したいところ。