ゴム跳びの毎日。

日々作業は違えど、ひたすらサイクルとして転がっている毎日。えんえん同じ場所を跳んでいる気がする。

1年を一生懸命振り返ってみると意外と思い出が盛り沢山でたしかに長かった気がするのだが、軽く振り返るとやっぱりすごく短い。一年前も半年前もほとんど変わらない鮮度で記憶がよみがえる。
人は生きれば生きるほどこれまでの記憶の絶対量が増える。一年は生きた年齢分の一でしかない。一年という時間の密度は生きている時間が長くなればなるほど、薄くなる。
そんな話をつい最近人から聞いて、「なるほど」と唸った次第。

一年前の私は確か、有給をフライング申請していた頃だと思う。「ああ一年たったのね」という何とも言えない感慨が自分の中にわきおこっては、泡のごとく消える。