霧雨の新横浜にて。

2009年の「Dreams On Ice」千秋楽を観に行ってきた。今回は前回と男子メンバーががらりと変わり、シニアの主要代表選手がほぼいない。そして去年初めて生で観て感激した水津選手、浅田選手もいない…。そんな訳で実は行く前から物足りなさ満載だったのだが、いざ行ってみると意外や見所はとても多かったように思う。やはりチケットを取っておいてよかった。
私がとても良かったと思ったのが藤沢選手。14歳の今だからこそできるプログラムで、お客さんに向けた笑顔がとにかくかわいくて。プログラムがきちんと自分のものになっていて、作品としてステキでした。
あとは村主選手とトマーシュ・ベルネル選手。トマーシュ選手はたぶん会場全体を熱狂に巻き込んだと思う。とにかくすごかった。村主選手はテレビで見ている分には「少し癖のある人だな」と思っていたのだけれど、去年のEXを観てその印象は薄れた。生で見るととても清潔な大人のプログラムを滑ってくれるのがわかる。今回のプログラムもとてもステキでした。

そして私のお目当ての安藤選手は前日ニュースで見ていたのとは別プログラムだったみたい。モーツァルトのレクイエムなのはわかったのだけど、内容は少し物足りないかな。昨年はプログラムに鳥肌がたったのだけれど、体調が悪くて万全の状態を見ることができなかった。でも今年はフィジカルはどうやら万全のようだけど、プログラムが…。倒れこむところは斬新だったけれど、次回観るときにはもう少し練った内容になっているといいな。