夢のあと。
- 作者: 綿矢りさ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/02/08
- メディア: 単行本
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自分が認める自分と、他人が創造している自分、他人が求めている自分。強烈に分化する自分の意識と、他人が思い描く自分の姿にギャップを感じながらも、上り詰めた土俵から転げ落ちることへの恐怖は芸能界に限らず、日々生きている自分たちの平凡な日常でも同じことだと思う。
夕子の夢は何だったのか。
夕子が作品で体現している、未来への意識が希薄で限りない荒野のように「いま」がある時間感覚は、2000年代の風景だと私は思う。
綿谷りさが邦画で一番好きなのが「月光の囁き」なのだとか(wiki調べ)。この作品が一番に来るとは。つぐみの裸がキレイなのよ。
- 出版社/メーカー: タキ・コーポレーション
- 発売日: 2003/08/21
- メディア: DVD
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