疾走する悲しみ。って誰かが言った。

ソナチネ [DVD]

ビートたけしも大杉連も寺島進も勝村政信も、みんな若くて細くって、話の筋と一緒に折れちゃいそうだった。（渡辺哲さんは、柔和な役しか見たこと無かったからびっくり）
北野武の映画は音楽が邪魔だって言うヒトの話を先に聞いてしまったからなのか、それとももともとなのか、音楽が過剰に思えて気が散ってしまった。著名な作曲家を音楽監督として迎えるのはもしかしたら諸刃の剣なのかも知れない。

男の映画だった。ヤクザとかそういう部品の部分ではなく、死に向かっていくところが。生は女ってホントだと思う。